2014年07月05日
1000年女王~Angel Queen~
学生の頃、コザのもろみバス停前の建物2階に「ピアニシモ」という音楽
喫茶があり、那覇からよく友達とミニバイクをつるんで通ってた。
店中央部の籐のイスが置かれたリスニングスペースの大きなスピーカーは、
かのJBLとTANNOY。曲によって切り替わるそれらから流れてくる音は、
目を閉じるだけで夢の世界へ行けたものだ。
時代はちょうどレコードからCDへの変わり目。
でもその場所はやはりレコードが似合っていた。クラシックが中心だったが、
マスターが時々唄入りや新しい曲もリクエストに応え、かけてくれた。
ボクがよくリクエストしていたのが、リチャード・クレイダーマンのピアノと
喜多郎のシンセサイザー。特に喜多郎の「シルクロード」を初めて聴いた時は、
それこそ鳥肌モノだった。
喜多郎といえば、その頃にもうひとつの思い出がある。
たまたま安里の琉映本館で暇つぶしに観た映画、松本零士の「1000年
女王」の音楽を、何と喜多郎が担当していたのだ。それも珍しく「唄入り」の
主題歌で。
いや~、もう映像にドンピシャ!おかげで映画のストーリーはよく憶えてない、
ハハ。まあモチーフがかぐや姫の「竹取物語」で、副題に「新竹取物語」が
ついていること位は・・・。
Posted by YUU at 07:51│Comments(0)
│エッセイ